ソーラーバッテリー

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アクアドリームMF60038バッテリーの劣化チェック結果

韓国製アクアドリーム大容量鉛バッテリー(100A)をミーブ1号のバッテリーバンクSBBS3に導入して1年後のバッテリー劣化の調査を行った結果が出た。

アクアドリームMF60038鉛バッテリーの1年後の運用結果

 2023年1月に6台を新品で購入。ちょうど1年が経過したぐらいの2月2日に引き上げてチェックした。1台(E)が劣化激しく使用不能になっていた。ほか3台についてもSOHが30~40%と低下した。

■バッテリーチェッカーで定期的にSOHと抵抗値の監視と劣化での交換を

 経験上抵抗は20mΩ台で交換が望ましい。なんとか使用できないか?パルス電流による復活などいろいろ実験したがパルス電流で復活できても2カ月程度で「再度再起不能」まで劣化することがほとんどだった。そのためシステムの信頼性を保つためにはバッテリーチェッカーでの定期的なSOH測定と抵抗の把握をし、劣化したらあきらめて交換を潔く行ったほうがいい。

前回の韓国製アトラス(135D31)は2年経過で壊れだしたので、アクアドリームはどうもさらに劣化が早い可能性がある。

 

システム構築の参考にされたし。